Balade dans l'Art Roman en France

●マルマーニュ MARMAGNE  Marmagne(Fontenay)
マルマーニュ(フォントネー)  Marmagne(Fontenay)
フォントネー修道院は、マルマーニュというコミュニティに位置しています。この場所に多くの水源があったことから、フォントネーと名付けられました。今尚、人里離れた広大な森の中に静かに佇んでいます。

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アベイ・ド・フォントネー Abbaye de Fontenay

参考 Référencesとリンク Liens

その他の街の見どころ Autres points  à voir

アクセス Accès



アベイ・ド・フォントネー
Abbaye de Fontenay

荘厳・華美なクリュニー系とは対照的な、1118年に創立されたシトー派の代表的な修道院です。現存しているシトー派修道院の中で最も古いもののひとつです。
修道院教会は三廊式ラテン十字のプランです。
1139年に建設され、12・13世紀に大いに発展し、最盛期には約300人もの「白い修道士」達がここで生活していました。16世紀に凋落が始まり、一時製紙工場に転用されていました。
フォントネー修道院は、「フォントネーのシトー会修道院」として、ユネスコ世界遺産に登録されています。

L'abbaye de Fontenay est inscrite sur la liste du patrimoine mondial de l'UNESCO au titre de l'abbaye cistercienne de Fontenay.


またフォントネー修道院は、「フランス歴史的記念物(Monuments Historiques/MH)」に指定されています。

Elle est aussi classée au titre des monuments historiques (MH).

この修道院に足を踏み入れると、時間が止まってしまったかのような感覚にとらわれます。修道院を取り囲む森の中のそぞろ歩きもお勧めです。

■Extérieur

Portail oriental

Chevet
限りなくシンプルな入り口です。かつては西正面入り口の前にポー
チがありました。

後陣は平らで、長方形のプランです。

■Intérieur

Nef

現存の修道院付属教会は1139年より建設が始められ、1147年に献堂、修道院としては12世紀末に完成しました。
修道士達の注意を反らして瞑想を妨げることがないようにという理由から、過度な装飾は施されていません。柱頭も裸であったり、せいぜいシンプルな植物文様や幾何学模様の彫刻が施されている程度です。
開口部も少ないため、内部は暗いですが、内陣は光溢れる造りになっています。
天井には尖頭型のヴォールトが架けられています。


シトーの修道院教会はシンプルなだけに、光と影が織りなすコントラストが魅力です。朝日が昇る時が最も美しいとされますが、時間が許す限り、光の推移を楽しみたいものです。


Vue du transept

Bas-côté nord

天井は身廊に対し、横断ヴォールトです。尚、奥に見える後陣祭室は長方形のプランです。


Porte des morts
「死者の扉」と呼ばれる入り口は北側の翼廊にあり、修道士達の墓地に続きます。
Vierge à l'enfant

幼子イエスを左手に抱くこのマリア像は、13世紀に制作されました。近隣のコミュニティで発見されました。トランセプト北側に展示されています。


Retable

主祭壇を飾っていたものです。福音書の様々な場面を彫ったもので、内陣奥に展示されています。


Carreaux
タイルが敷き詰められた床。13世紀のものです。モチーフには、星、花、網目模様、動物等のバリエーションが見られます。

こちらは参事会室の壁際に設置されたベンチ。このようなところにもタイルが見られます。フォントネーではタイル作りが盛んでした。


■Cloître

回廊は修道院教会の南側に位置します。ここは修道士達の生活における通路であり、瞑想の場でした。36×38メートルあります。

Galerie du cloître
Galerie nord
ギャラリー天井には尖頭型のヴォールトが架けられていますが、南側ギャラリーのみ交差ヴォールトになっています。

回廊の東側に、2階建ての修道院付属の建物が残っています。1階は参事会室、写本室、聖具室等、2階は寝室になっています。



Salle capitulaire ou salle du chapitre
Scriptorium ou salle des moines


参事会室は、修道士達の生活の中心となる場所でした。12世紀半ばに建てられました。 この写本室と参事会室には、オジーヴヴォールトが架けられています。写本室は参事会室に隣接しています。

Dortoir

修道士達の寝室は、参事会室と写本室の2階に位置します。12世紀に建てられました。「船体をひっくり返したような形」と表現される、木造の天井の造りは圧巻ですが、これは15世紀に作り直されたものです。

修道士達はここに藁を敷いて寝ていました。



Chauffoir

暖房室は回廊の南側にあります。12世紀当時の煙突が残っています。ここから暖めた空気を寝室や写本室等に送っていました。

ちなみに調理場、食堂も暖房室と同じ並びにありました。


■Autres bâtiments abbatiaux
修道院には教会堂の他に、修道士達の生活に必要な建物があり、フォントネーではそれらの多くが残っています。
Pigeonnier
Infirmerie
鳩小屋は14世紀に建てられました。犬小屋もあります。
看護室は17世紀に建てられました。

Hostellerie (à gauche) et  Porterie ou Conciergerie
Réfectoire
宿泊所(左)の建設は19世紀、門番小屋は15世紀に遡ります。
食堂は回廊の南側にあります。

■Forge

Forge

鍛冶場は12世紀末の建物で、ヨーロッパで最も古い冶金工場のひとつです。タイル製造に加え、フォントネーでは製鉄業、冶金業も発展しました。



Fourneaux et Cheminée




Moulin 水車



■Musée lapidaire

Boulangerie パン焼き小屋とChapelle des Etrangers 外国人用礼拝堂(13世紀に建設)は、現在Musée lapidaireになっています。

内部では、パン焼き窯と円筒形の煙突の跡も見ることができます。


Ange de l'abbaye de Fontenay 12世紀


Gislbertusの作品と酷似している点が指摘されています。

Bas-relief de l'abbaye de Picheny
Chapiteau du sud-ouest 12世紀
Chapiteau du sud-ouest 12世紀



Deux-Sirènes-Oiseaux 12世紀

Modillon 12世紀

Clé de voûte de la chapelle Saint-Laurent 13世紀
Borne du domaine de l'abbaye de Fontenay 16世紀
Visage de moulure 13世紀





 参考 Références

♦ABBAYE DE FONTENAY (guide)

♦Abbaye de Fontenay chef-d'oeuvre cistercien  Fréderic Sartiaux  Editions OUEST-FRANCE

※ウェブサイトについては、「関連・参考リンク」のページを参照して下さい。 Sur les sites d'internet, référez-vous la page "Liens".


 リンク Liens

Office de Tourisme du Montbardois https://www.ot-montbard.fr/

Abbaye de Fontenay http://www.abbayedefontenay.com/fr



 その他の街の見どころ Autres points  à voir

♦シャトー・ド・モンバール Château de Montbard



 アクセス Accès

♦SNCFディジョン・ヴィユ駅 Gare de Dijon Villeから、モンバール駅 Gare de Montbardまで、TGVまたはTERで約40分。

♦モンバール駅から、フォントネー修道院まで、徒歩で約1時間20分。タクシー(駅前にタクシー乗り場あり)又は自転車の利用をお勧めします。